星屑の街　のカラオケ

きむた

きらめくこの夜空の海原を

鏡に映したら

ただ眩しく　ただ綺麗に

瞳を貫く

そんな光の中でさえも

瞬く君の目は

薄く寂しそうに僕を映していた

ここから翼を広げ飛び立てたのならば

この暗闇の中　君を見つけられたなら

愛してると叫ぶよ　ただ声を上げて

聞こえないふりで目を逸らさないで

月と星が照らすこの街を出て

今ここから迎えに行く

枯れた涙が流れ落ちて

冷えた頬を伝う

揺らぐ街並みさえ目の前に焼き付く

繰り返す風のささめき

独りにしないでと囁き

降りしきる雨の音はもう聞き飽きた

ただ深く君を想えば

ただ遠くに声が聞こえるような

そんな気がしてた

いつからどこから道を踏み外したのかな

もう答えは要らない　きつく噛んだ爪の痕

愛してると叫べば　君に届くかな

重ねた手と手を離さないでいて

未来なんて誰もわからないから　笑って

くだらないと零した君は泣いていた

星屑の街を遠くに見つめて

言葉にした感情が息をする

僕ら二人歩いていく