あなたの体温(ねつ)を欲しがって　
空をさがす右のうで
ねむれない午前2時　秒針の音が響く
あなたはもう眠ってるでしょ？
ヒトの気など知らないで
胸疼き雫落ち　ひとりきりで眠れない

オフィスで視線交わして
目配せしてみたところで
あなたはそう気付かないのよ
待ちきれない週末の夜

甘い香り纏ってあなたの胸に頬よせてゆく
とまどった顔しないで　その腕の中に閉じ込めてよ
甘い吐息ふきかけ　触れて欲しいの高鳴る胸に
望んでいるのはひとつだけ　あなたを感じて眠りにおちる

誘ってほしいのあなたから　
期待してる金曜日
待っている午後6時　秒針の動き遅い
タイムカード指で弾き
ルージュなおす薬指
あなたからコール音　いつもの場所待ってるわ

赤いグラスの色に
深く酔わせてくれるかしら
頬を染めて肌染まるほど
全てを融かしてほしいの

甘いあまいひとときあなたの胸に顔を埋めて
一晩中だきしめて　あなたの全て感じるまま
甘い吐息ふきこむ　あなたの中にもっと私を
ひとつに溶けあってしまうほど　今夜はずっと眠らせないわ