銀色を辿れば
街に囁く欠けた月に
馴染む日々が勘違いならいいのに
なんて今日も溢す夜
照らして 遠くまで
誰だってそうかな
それは幸か不幸か
気休めになっていそうでなりきれない
いつも不安ばっかだ
空まで伸びる道路は
一人じゃ先に進めないしさ
(馬鹿みたいだ僕は)
ただ見上げていた
街に囁く欠けた月に
馴染む日々が勘違いならいいのに
だって今日も嘘をつくんだ僕は
痛いけど
終わりのないエンドロールのよう
振り返るしかなかったらいいのに
なんて今日も溢す夜
塞いで遠くなる
また雲がかかりそう
少しだけ紛れそう
上見ても流れそうだって笑ってさ
手足に浮かんだ年齢を
わずかな期待で覆うように
翳る空を見ていた
明る月を見ていた
街に囁く欠けた月に
馴染む日々が勘違いならいいのに
なんて今日も溢す夜
解いたロープと
月が照らした道を歩く
僕の日々はきっと変化がないまま
なんて今日も苦笑う
照らして 遠くまで
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