　　唯　一度だけの恋　～ただ　いちどだけのこい～

Ｓ）
こんなに辛いなら　誰かを好きにならない
ワタシは　「誰も好きになりたくない」　恋に嘘ついた・・・　

Ａ）
雪は溶けて　ワタシの魔法も解けた　君は遠い　知らない所へ行った
顔さえ見ず　勝手に何処かへ行っても　ワタシ絶対　探したりなんてしない

Ｂ）
本当は知ってる　君が来てくれたコトも　言おうとしたコトも
だから会わないの　いつか忘れられるなら　このままでいいから・・・
(ホントは・・・？)

Ｓ）
どうして言えないの？　たった一言が重い
何故なの？　誰かを好きになるってこういう事なの？
「嫌だよ・・・」
分かるわけないでしょ？　たった一瞬(ひととき)のような
魔法のような　思い出は初めて　失う恋だから・・・

Ａ）
手を繋いで　歩いてるだけの二人　ああいう恋　ワタシもしたかったのに

Ｂ）
こんな望みさえ　叶えてはくれなかった　ワタシの初恋は
どうすればいいの？　こんなに晴れているのに　ポツリ　告げるのは
(雨粒・・・？)

Ｃ・Ｓ変形）
誰にも告げてない　初めての恋が辛い
今だけ　濡れた瞳(め)を雨のせいに　してもいいかなぁ・・・？
もう誰も居ないから　君と通(かよ)ったこの道
今だけ濡らす　涙(おも)い溢れてく・・・

(間奏)

Ｓ）
どうして言えないの？　たった一言が重い
何故なの?　誰かを好きになるってこういう事なの？
「会いたい・・・」
どうして気付かない？　たった一言の想い
ワタシが　貴方を好きになったのは　恋の気まぐれよ・・・
「言えない・・・」
言葉にさえ出来ない　たった一度だけだから
切なく　辛い想いは　今もね　心　締め付ける
「アリガト・・・」

Ｓ変形）
どうしてなんだろう？　たった一言の気持ち
流した　涙(おも)いの最後に溢れたのはその一言・・・