ある日突然入り込んだ
人型幽霊爆笑中
嫌悪 苛立ち 紛れ込んだ
僕の学級 崩・壊・中☆

焼きそばパン咥えて
コーンスープを買い込んだ
いつもと変わらぬ日常は 出費変わらぬ昼食で
幽霊はこう言うんだ
「それじゃなんも変わりゃしない」
五月蝿い言葉蹴散らした
...と思ったらまたあった
いくつ捨てても減らないな
僕の頭は 錯・乱・中☆

そうさ僕らは 理不尽 猿人 地球人
身体の大半は水分で
隣人 法人 未亡人
自分で自分を貪る
所詮はどんな善人だって
命を幾つ救たって
それで皆が救われるなら
こんな事にはなってないんだ



ある日突然入り込んだ
人型幽霊失笑中
屋上 ひとり 突っ立って
僕の視界 暗・転・中☆


「ループさ」

また
焼きそばパン齧り付いて
コーンスープを流し込んだ
いつもと変わらぬ情景は 既に荒廃しかかっている
幽霊はこう言うんだ
「一体誰が変えるんだい?」
五月蝿い言葉蹴散らした
...と思ったらまたあった
いくつ捨てても減らないな
僕の頭は ●・●・●☆

そうさ僕らは 理不尽 猿人 地球人
心の大半はただの憎悪
隣人 法人 未亡人
今日も無駄に時間貪る
所詮はどんな悪人だって
命を幾つ消したって
それで僕らは救われますか?
ねぇそこの幽霊

「答えろよ!」


人型幽霊大泣き中
どんなに涙を流したって
所詮そんな偽物の水じゃ 枕すらも濡らせないでしょ?
非常で無慈悲なお釈迦様
愛だけ振りまくイエス様
自傷気味な幽霊さん
天国か地獄か
転生か虚無か
意味も見いだせないままで 一歩近付いてく


僕らは何の為に生きて 何の為に死んでいって
いつかは知る人も少なくなって 跡形も無くなる
「生き甲斐をください」
「そんなものは売っていません」
実はそんなに冗談でもないのになぁ


僕らは


笑って 怒って 泣くけれど
大体気持ちは曖昧で
誰も革命を起こせやしない
だから死んだんだろ人型幽霊


僕のこの



心臓を抉り返して
体温を感じてよ
生きてるって証拠の鼓動を 聞いておくれ



君のその



口と僕の口を
強く押し付けあって
笑いながら生きていけたら それで幸せだった


「ありがとう、もう良いよ」って
地縛霊の君に言うんだ
これからは自分で歩くから
君は君の道を



お空でずっと見守ってます

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

心配性幽霊とイラつき人間

心配性の幽霊に、人間は苛立ちました。
その幽霊は自分が殺してしまったも同然だったからです。
いつもと変わらぬ日常に、少しだけ塩を塗られた様な
そんなある数日のお話。

閲覧数:132

投稿日:2015/02/23 22:32:18

文字数:981文字

カテゴリ:その他

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