【サビ】
騒ぎ出す水に溶けて漂って
いつかの淡い夜に手が届くように
願うだけ

【Aメロ】
明日さえいらないんだって囁きながら
深みから逃げていく そんな泡のように
わたしの空へいつか
揺れずに届きたくて

【サビ】
あたたかな場所に声を閉じ込めて
甘い水面に触れて心を焦がした
どこへも行けずにただ月を見上げ
焼けた砂の痛みに今宵もひとりで
踊るだけ

【Bメロ】
翳した腕に降り注ぐ灯が
少しずつ身体を蝕んでも
優しい物語だけ見せてあげたい
あと少しだけ

【Aメロ】
明日さえいらないんだって囁きながら
光るもの集めて夜に飾りたい
あなたが空を見上げ
泣かなくてすむように

【サビ】
あたたかな場所で誰もが泣くため
固く綴じた世界の終わりは儚く
流され漂う灯の辿る先で
涙の渡し方も知らずにひとりで
眠るだけ

【サビ】
柔らかな風に心を預けて
あなたの眠る夜にいま届きたくて
穏やかな海に抱かれ溶けてゆく
揺らがない星を浴びて今宵にひとりで
消えるだけ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

Fairytale

人魚姫の物語が好きで、そんな雰囲気の歌詞を作りたいなと思って書きました。
しかし、当初作りたかった詞から、だいぶん脱線してしまった!
おとぎ話のお姫様って、みんなほんとに心が綺麗で、だからこそ物語自体も磨かれて、感動を呼びます。
人魚姫は、最後に泡となって消えてしまいます。
この物語を輝かせるのに、なくてはならない究極のスパイスなのかしらと思います。
私も、その結末が悲しくて美しくて、とても好きです。
でも、その美しさを求めるがために、ハッピーエンドを得られなかった人魚姫。
いやぁ、世知辛いですねぇ('Д')←何が言いたいのかわからなくなってきました(笑)

まとめると、人魚姫っぽい詞が書きたかったってことです。

閲覧数:66

投稿日:2019/10/25 10:30:43

文字数:431文字

カテゴリ:歌詞

クリップボードにコピーしました