白く染まる見慣れた街
遠く聞こえる騒がしい声
零時回ったこの部屋に響くのは電子音だけ


静かに眠っている君の手から伝わってくる
変わることのない事実を
僕は気付かぬ振りしてた

夜空に舞う白い雪を見つめる瞳(め)はどこか切なく
君はきっと知っていた
もう次の春は君に訪れない


白く染まりきった街を一人歩く足早に
あの日君が呟いた声をただ、振り払うように


静かに街を染めてく白さを僕は見続けていた
不意に気付いた、どうして視界が滲んで見えるの?


部屋に響く君の声は雪と共に溶けて消えてく
冬は僕を置き去って
春へと季節を変えてゆく

夜空に舞う白い雪は星のように光り輝く
「そこに君はいるのかな?」
あまりにも眩しくて涙が出た

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • オリジナルライセンス

ホワイト・エンド

「―夜空に舞う雪は、星のように」

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投稿日:2018/10/05 20:49:44

文字数:319文字

カテゴリ:歌詞

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