異世界に転生したボクが
最初に出逢ったのは人型ではない
どこからどう見ても紛うことなき
前世で知っていたドラゴンだった!
まさに言葉を失うとはこのこと
間近に巨大なドラゴンがいる
こんな状況で驚かない方が
おかしいと思う
すると突然ドラゴンが
大きく口を開いたのかと思えば
いきなりこちらに向かって
赤い火球を飛ばしてきた!
すぐ咄嗟に身を翻し
それを避けることができた
もし反応が遅れてたら
丸焦げになっていたわ
そんなこと考えると
また火球が迫ってきた
次は左手で受け止める
耐えきることができた!
右手を強く握りしめ
その拳を突き出して
ドラゴンの顔に当たって 倒れた
あれ?思ってたより弱い?
しかしドラゴンはすぐに
起き上がってすぐ襲いかかってきた
ボクはドラゴンをひらりと避け
動きは速くはないみたい
これならどうにでもなりそうだ
攻撃をかわしつつ距離を詰める
いよいよドラゴンに追いついた
ボクは右足を振り上げて
そのまま勢いよく踏みつけ
ドラゴンは地面へ叩きつけられた
実感が湧いてない
地面に横たわる ドラゴン
気絶しているようだ
目を覚ますまでにとりあえずここで待ってみることにした
「ねぇキミの名前教えて」
「・・・」
沈黙の時間が過ぎふとドラゴンが語りだす
「やれやれ 我の名は…ガームハルトだ
お前も名乗れ人間」
そう聞かれボクは答える
「ボクの名は『…』」
「ふむ。お前の名に覚えがある
確か勇者の名だったな
しかし何故勇者がここに居る?」
正直に答える
「分からないんだ…
ねぇ、よければ仲間にならない?」
「それは不可能なのだ。
我は魔王様の『空間隔離』で
結界に閉じ込められているからだ!」
ドラゴンを 救いたい
そう願った瞬間
目の前の景色が変わる
白の部屋に
驚きのあまり思わず
ドラゴンに尋ねてしまった
「ここはどこなの?!」
「驚いた。これはおそらく
秘められてた空間隔離の本体だ」
まるでどこか別の世界に
飛ばされてしまったかのように真っ白で
みるみるうちに亀裂が生じて 解放の瞬間
突然背後に人の気配を感じふと振り返ると
そこには知らない少年がいた
見た目は中学生くらいだろうか
背丈はボクより少し低いくらいだ
髪は黒く短めのショートヘアーだ
漆黒の黒いローブのようなものを着て
顔はとても整い美形である
この子は一体どこから来たのか
「キミはどうしてこんな場所にいるの?」
少年は微笑みながら答えた
「我の結界を解くか、人間よ。
くく・・・、待っている。」
そう言い残すと少年の姿は
煙のように薄れてしまった
さっきの言葉は一体
どういう意味なのだろうか
そしてドラゴンと結界から抜け
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