赦されるための拙い嘘など
すぐ灰になるのにね

どうして君は気づけなかったの?

君に告げなかった言葉で苦しむのなら

それが僕の過ごした暗闇の記憶なんだ

最後に残るのは虚ろだと
僕は最初からわかってたよ

鞄と一緒のコンビニ袋
一人今日も家路を辿る
見上げた空に佇む夜は
ただただ蒼く広がっていたんだ



時間が本当に心を癒せるのなら
すぐ忘られればいいのに

どうして僕は立ち止まったまま?

君が残した傷跡はふとした時にぶり返す

それは僕の犯した過ちの記憶なんだ

最後に切るカードはいつも
僕は最初から持っていたよ

イヤホン着けて本持って
一人今日も電車に揺られ
見やった外に映る景色は
いつもと変わらず流れていったんだ



この呪縛からは
いったい何時解き放たれるのだろう



愛した記憶離れた痛み
独り今日も仕事に溺れ
それでいいんだと零れた言葉は
ただただ細く消えていったんだ

きっと外の空に佇む夜は
ただただ蒼く広がっているんだろうな……

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  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

醒メヌ夜

『嘘』から始まったすれ違いと終焉を男性目線で書いてみました。
女性の嘘は責め切れなかったりすることがあるように思います。
優しさからだったりするものもありますからね。

閲覧数:110

投稿日:2009/10/17 10:37:43

文字数:435文字

カテゴリ:歌詞

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