空気の音を聴きながら
肌寒い光の端を掴もう
ああ 雲が作る夜は
息苦しい暮らしを見失う

まだ眠気は残ってる
静かな日には
きっと終わるよ いいよ他にも
切り取るだけ長い今日は


雲と歌うたいながら
暖かい光の帰りを待って
ああ 雲が作る夜は
つまらない賭け事を立てている

まだ疲れを纏うまま
景色は白く
切った善がりを見つけたらいいよ
忘れるだけ長い今日も


朝を迎えた時には
寂しさを凝縮し床に落とす
もう僕の足と腕は
動くことを拒んで帯化する

何をしても窮屈で
頭は重く
笑顔は今風邪をひいてる
隠すだけいらない今日も


爽やかな気にもなれば
眩しいこの朝日に溶けてゆける
もう今はこれ以上
明日を待つことなんてできない

部屋の広さが際立ち
辺りは狭く
不快なのは昼の静けさ
殺すだけいらない今日も


意識も少し遠くへ
寝床にナイフを突きつけられてる
まだまだ日は出たまま
閉じ込められているの白昼に

家の中は怖いまま
夜の面影
どうか救いを 硬化する身よ
切り取るだけ嫌な世界


見飽きた灰色の空
騒がしい昨日の音が恋しい
別れのない苦悩は
遍く後ろ指を支配する

ここから見えてしまうもの
肩身は狭く
聞いてみたいよ死んだ未来を
忘れるだけ嫌な世界


終われない今日の日には
優しい暗がりに呟きを撃つ
ああ 腐りきった僕は
立ち上がれないままで枯渇する

地面に押し付けられて
また夢を見る
いいな光も いいや、視界を
隠すだけいらない世界


もう今日のがらんどうで
時間が止まる
引いた当たりを紙魚が集るよ
悼むだけ苦しい世界

寂しいだけ嫌な世界

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

白昼夢

白昼夢の歌詞

閲覧数:88

投稿日:2022/01/04 03:27:02

文字数:691文字

カテゴリ:歌詞

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