にどと戻らぬ密かなる屈折と
喉を伝うのは淡い息づかい

白い腕のびて わたしを抱きすくめ
あまりにもいびつなくちづけ

ひとひとり残らない
風さえ及ばない底で
祈りはもたらさない
孤独に与する愉悦などを

白い腕のびて わたしを掻き抱き
少し哀れむよに零して見せるから
黒い羽根とけて唾液を混ぜ合わせ
悲鳴はバラよりも鋭い

陽のひとつ刺さらない
影さえ落とさない天獄
無上の飢えを餓えを
かまきりのように愛してよ

白い首はねた

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

白い首

20131010 UP

 アレンジ曲の歌詞です。

閲覧数:84

投稿日:2013/10/10 00:20:16

文字数:215文字

カテゴリ:歌詞

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