ある朝僕は崖から突き落とされた
繋いでたはずのその両手で
複雑骨折命に別状ないらしい
じゃあこの胸の痛みもやがて消えるの

最初は泣いて癒えるのを待つだけだった
その内全ては黒く塗りつぶされた
君の無言の一言がドミノ倒しみたいに
じわじわと心を葬っていく

あー人を殺すのに
あー刃物は要らないらしい
あー生きた証人の心が死ぬ前に
洗いざらいあいつの罪を告発してやる

散々夢を語って嘘でしたで手を離した
そうあいつは詐欺師だった 捕まえて 殺してよ
明日には忘れてるような その言葉で変わることの
責任も取れないくせに 笑わせる 笑わせる
そうやって希望捨てたふりをしてみるけど
あの歌が今もどこかで聴こえる気がする


ある朝僕は夢から目覚めた
きっとあれは予知夢だろう
手を伸ばそうとする僕への警告
所詮誰も何も信じちゃいけないんだと

あー絡めた小指が
あー僕だけを縛るのならば
あーいい加減な希望は君ごと全部
切り刻んでも許されるよね僕は被害者だから

きっとあいつが差し出した飴玉には毒があって
覚めない夢に閉じ込めて 僕の事を 殺すのでしょう 
やられる前にやっただけ 正当防衛なんだと
言いきかせては泣いていた 笑ってよ 笑ってよ
そんな風に守ったとしても気付いてるでしょ?
こんな世界誰ひとり幸せになれない

ねえ銃なんて使わないから
ねえ刃物でその胸を刺すから
ねえ近づいてから刃が届くまで
最後のチャンスをあげる
だからお願い君の言葉で僕を 生き返らせて

ねえねえもしもあの朝僕が振り返っていたなら
君はどんな顔をしてた 教えてよ 教えてよ
きっと君も苦しんでた何度も僕に刺されてた
それでもずっと疑って 飴玉は 捨てられた
今更全部分かったとしても手遅れでしょ
君は僕を僕は君を殺してしまったんだ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

アネストメイト

デュエットですん。制作中ですん。
かっこいいですん。

閲覧数:444

投稿日:2014/09/30 01:04:23

文字数:761文字

カテゴリ:歌詞

ブクマつながり

もっと見る

クリップボードにコピーしました