A1
踊り踊る影がひとつ
吐息は白く
送り送る拍手響く
客は僕だけ

B1
恥じらう視線が
小さな足を翻す

S1
酒場裏
僕だけが知る
妖精が隠れてる
街灯りに焦がれ誘われ
足踏みを繰り返す


A2
「何処へ行くの」
呼び止めれば
瞳が揺れて
湯気の昇る
ココアカップ
二人近付き

B2
拙い言葉が
それでも積もって
世界の片隅
何かが
花開いていく

S2
「独りでは踊れないの」と
伸ばす手が震えてる
受け止めれば
二人赤らみ
理由すら気付けずに
鼓動が揺れて

S3
酒場裏 僕だけが知る
妖精の物語
僕の名前 歌いながら
君はそこで舞い踊る
陽の射すこの庭



【譜割り・()は一音分】

A1
おどりおどる
かげがひとつ
とい
きはしろく
おくりおくる
はく(しゅ)ひびく
(きゃ)くはぼくだけ

B1
はじ
らう
しせんが
ちい
さな
あしをひるがえす

S1
さかばうら
ぼくだ
けがしる
ようせいが
かくれてる
まちあかりに
こがれ
さそわれ
あしぶみを
くりかえす


A2
どこへいくの
よびとめれば
ひとみがゆれて
ゆげののぼる
ココアカップ
ふたりちかづき

B2
つた
ない
ことばが
それ
でも
つもって
せか
いの
かたすみ
なに
かが
はなひらいていく

S2
ひとりでは
おどれ
ないのと
のばすてが
ふるえてる
うけとめれば
ふたり
あからみ
りゆうすら
きづけずに
こどうがゆれて

S3
さかばうら
ぼくだ
けがしる
ようせいの
ものがたり
ぼくのなまえ
うたい
ながらき
みはそこで
まいおどる
ひのさす
このにわ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

ソフトドリンク・メルヘン

酒場裏で、素面の「僕」と、妖精とのほのかな物語です。

閲覧数:256

投稿日:2016/03/28 08:39:44

文字数:682文字

カテゴリ:歌詞

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