色づきはじめた季節が ゆるり流れていく
あれからどれだけの日々を 過ごしてきたのだろう

部屋の中を見渡しては また机を揺らした
まとまらない頭の中 ただため息をついた

陽の光がもれる 鳥たちが鳴いてる さあ重たいカーテンを引いて
扉のすきまから 冬を忘れた風がふいて 聞こえた

強くなびいた つむじ風が 頬をなでてく
今年もはじまりの花が咲いた

ふいにあふれだした この涙も 時間も止めて
風のうた 抱きしめてたくなる
それは 春だから

雲の影をさがしながら 木漏れ日におぼれる
さそわれてた勉強会 もう行かなくていいかな

難しそうな顔をして 夢に疲れた君は
変わらないものを愛して 飽きればすぐに投げた

それでも過ぎる日々 早足で過ぎてく ひたすらに綴った今日のこと
戸惑う君の声 あたたかな日差しで溶かして 歌った

頬をながれた 淡い色の 光の粒は
風にさらわれて飛んで 消えた

ふいに思いついた ありきたりな 言葉ならべて
君に今 伝えてみたい

舞い上がる花びら 鼻にのせて おどけてみせた
心あたためてく青い空

笑顔とりもどして 顔を上げた 君のとなりで
愛のうた また口ずさんでる
それは 春だから

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
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春だから

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投稿日:2013/03/20 21:10:05

文字数:516文字

カテゴリ:歌詞

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