私がいないから 私をさがしてる
見つけだした私を 愛せるかな
夜明けの足音 聞こえない夜は
都合のいい言葉に 縋ってた
だれかの足跡 辿っていたから
知らない道では 竦んでた
言葉が散らばる からっぽな私に
ゆずれないもの ひとつ あればいいのに
ささいな言葉で ゆらいでしまって
本当の自分なんて いないのかな
口にすることは全部
受け売りの言葉ばかり
マニュアルがなくちゃ
私は息もできやしないから
選びたいカラーも 描きたい模様も
本当は私の中にあるんだけど
優しい輪の中から外れないように
しまいこんで 誰にも見せずにいた
言葉が散らばる からっぽな私を
繋ぎとめる重さが あればいいのに
鏡の自分が ぼやけているのは
向き合わずに 目をそらして
いたからでしょう?
省察も本の真似事で
形だけだって気づいてる
生活は どうか 馴染めるように
笑ってなくちゃ
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