秋祭り知らせる 手紙が届いた
 真っ白な便箋に はさまれた麦の穂
 
 口下手な貴方らしい やさしい悪戯
 懐かしい匂いに 涙がこぼれた

 遠い雲 そよぐ風 波を打つ麦の畑
 友達のはしゃぐ声 何より貴方の笑顔

 ああ~帰りたい帰れない 気持ちがくじけそうで・・・
 都会の夢に そうよ今はまだ背を向けられない

   間奏~

 故郷へ戻る貴方が 解からなくて
 なじるように別れた 人混みのホーム

 あの日から この胸で 止まったままの時計
 折りにふれ 痛んだわ 心に残った棘が

 ああ~うすうすと感じてた 青春の忘れ物
 大事なものを何も失くさず 大人にはなれない・・・

   間奏~
  
 貴方は貴方らしく 故郷で耀いて
 夢より熱いものに お互い出会うはず

 心で疼く棘は その日までの道しるべ
 時計は何時か動く この麦の穂を見つめ祈る
 

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

麦穂の手紙

inajun0416さんの「どなた様か歌詞を~」につけさせていただいた歌詞です。http://www.piapro.jp/t/jpGF
昨秋、せんむさんの曲につけさせていただいて落選した歌詞「実りの季節に」のアンサーソングになっています。

閲覧数:198

投稿日:2017/07/03 15:20:53

文字数:385文字

カテゴリ:歌詞

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