A
分かっていたの
いつか必ず離れていくと
別れのベルが響くホームは
寂しい灰色
B
手紙に何を書いても
電話で声を重ねても
ぬくもり伝わらない日々が
すぐそこまでやって来ている
サビ
花を洗う雨が降り注ぎ
君を霞ませてゆく
涙 流れるのは私が
誰より君を想うから
A
坂を上って通った校舎
きしんだ廊下
空を眺める君の横顔
ふたりの教室
B
ノートの隅に綴った
言葉は熱を持ったまま
机の奥で息づいてた
友達なんて思えなかった
サビ
跳ねる鼓動 君が笑ってた
茜色の放課後
夢に見ていたのはこんなに
切ない景色じゃないのに
C
列車のドアを挟んで
小さくささやく
お願い 君は聞かないでいて
振り向かせたくはないの
サビ
花を洗う雨が降り注ぎ
君を霞ませてゆく
涙 流れるのは私が
誰より君を想うから
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