「間違えて俺の靴を履いていないかい?」
「君の靴はこれだよ」

他人の靴でも履き続けると、慣れてしまう
けれど「履く瞬間に違和感を感じなかったかい?」

「君は自分の靴を履いて歩くべきだ」

他人の靴をはくなんて、君は望んでいないだろ?

「さぁ、その靴は俺に返して、自分の靴を履いて歩き進むんだ」

俺はね、この靴を気に入っているんだ
初めて自分のお金で買った
何軒も店を歩き回ってやっと見つけ出したんだ

「俺の靴はこれだ」って 自分が履くべき靴を見つけた
だから 俺はこの靴を誰にも履かせたくなかった
まぁ、今回の君の行為は許すよ
だから、「これからは気をつけてくれよ」

しっかりと自分の靴を履くんだ
靴の持ち主が困るだろうし

でも 一番困るのは自分だ
他人の靴をはいてしまって 自分の靴を見失ってはいけないよ

自分の靴で歩き進もう どんな道も
「よし、じゃあ」自分の靴で歩き進もう
進もう さぁ、進め

俺もこの靴で 自分の道を 歩き続けるから

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

マイ シューズ

閲覧数:36

投稿日:2010/11/13 21:38:06

文字数:429文字

カテゴリ:その他

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