むかしむかし 遠い遠い昔
とある死のない小町がありました
そこにジョンという男の子がいました
彼は旅を立とうとしました

彼の旅の途中
ジョンはある夫婦と出会った
その夫婦は親切にジョンを招待し
いっぱいご飯を食べました

その日の夜に その家のご主人
ジョンを呼び出して その夫婦の部屋に
「この黒いムチで、俺を強く叩いて」
ジョンはその男 強く強く叩いた
ムチが赤く染まる ジョンは打つのを止めた
「今すぐ行かなきゃ」ジョンはその家を出たんだ
そこは「痛みのない町」と書きました

そしてジョンはまた旅を立ちました
痛みを感じられないと気づきました
その後ジョンは悲しみのない町など
色がない町など 音がない町など
いろんな物を失くした

最後にジョンは何もない町に来ました
そこには死亡がイスに座っています
「わたしは君に会うためここまで来ました」を言いたいけど
ジョンは今声も言葉もすべてなくした
「じゃあきみ名前くれ」死亡がそう言った

「そうかこれが死亡という物なのか」

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

【歌詞応募】死のない町

こゆさんの曲:http://piapro.jp/t/In5s に応募させてもらいました。
10年ほどまえ小説にしたストーリーなんです。

閲覧数:81

投稿日:2012/08/17 11:04:16

文字数:441文字

カテゴリ:歌詞

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