蒼褪めてく孤独の空に
私だけが浮かんでいる
切り落とした罪の重さで
潰されることを怖がって

鋭く光る三日月さえも
この手に乗せて
傷ついていた羽を広げたら
飛び立てる?

優しすぎた夜を越えて
生まれ変わり 空を行く翼のない鳥になる
闇に落ちて黒に染まる
その時まで 離れないでほしいから
約束して…


色褪せてく絵画のように
私だけが残されてる
切り取られた愛の欠片で
満たされることに怯えてた

小さく照らす太陽さえも
この手に乗せて
傷つけていた君を信じたら
飛び立てる?

悲しすぎる朝焼けから
逃げるように 空を行く翼のない鳥になる
闇に焦がれ黒に染まる
その時まで 愛していてほしいから
見つめていて…


蒼褪めてく 空を越えて
生まれ変わり 翼のない悲しみの鳥になる
奈落さえも怖くはない
その言葉に 孤独な嘘はないから
信じていて…

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

翼のない鳥

ふーらいさんの歌詞募集曲用に書かせていただきました。
http://piapro.jp/content/lph79h4l85wor667

イメージ違ったらすみません;

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あの空を飛んでいく鳥に翼が見えないのは、
私が今も一人ではないという証拠だ。

誰かを信じて、誰かを愛して、誰かを傷つけて。

あの鳥はそれを繰り返して翼を失ったけれど、
眼に見えているものが本当の翼とは限らない。

なぜなら、あの鳥があの空を飛ぶためには、
信頼と、愛と、与えられた傷が必要だったから。

朝焼けからも、深い夜からも、
蒼褪めた空からも受け入れてもらえるように、
翼のない鳥は翼を持つ鳥よりも強く羽ばたく。

周りが自分を飛ばせてくれることを知っていたのではなく、
永遠の孤独の中でやっと気付いたことだったとしても、
それが翼のない鳥にとっての真実だということには変わりない。

永遠の孤独を手に入れた者には、きっとその鳥の翼が見えるのだろう。
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作詞者氏名表記はご自由に。
改変なども必要でしたらどうぞ。

閲覧数:179

投稿日:2008/07/29 17:10:03

文字数:377文字

カテゴリ:歌詞

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