宵闇がやってくる
いつ終わるか分からない世界が
すこしずつ進行する

届かない
届かない
届かない
届かないっ!

あと少しで届きそうな手は宙で空回り
後ろ髪に触れた気がするけれどもう
それは本物かどうかさえ分からない

残り香が漂っている
昨日までここにいたはずなのに
そうもう届かない

届かない
届かない
届かない
本当に!?

あと少しだけ足を踏み出せばいいのに
もう力は出ない気がしていた、でも。
それは握り締めた爪の跡

まわる、まわる、世界が回る

早すぎるスピードに、目が回る

目を閉じれば自分の鼓動が聞こえた気がした

耳を澄ませば私を呼ぶ声がした


朝焼けがやってくる
いつ終わるか分からない世界が
すこしずつ終わってゆく

届かない
届かない
届かない
けれども!

私を呼ぶ声がしたんだ
昨日までの無音の世界なのに
私はもう駆け出せる

私はもう駆け出せる

私を呼ぶ声がしたから

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

呼んで呼んで呼んで呼んで

踏み出すときにさー、
呼ばれたらがんばれるよねっていううた

閲覧数:65

投稿日:2010/06/18 00:48:46

文字数:406文字

カテゴリ:歌詞

オススメ作品

クリップボードにコピーしました