煙
煙
作曲:楸也² / 作詞:Shoco.K
lyric
たとえば煙のように気がついたら蝕まれて
たとえば振り向いた時きみが消えるならば
それから奇跡のように掴めなくてすり抜けてって
それから悲しむ暇もないぐらいに歌う
背中に隠すライターを
いま着火したとしたら
最初に燃え尽きるよ
きみからぼくへのその視線
溶けていくのはガラス細工
かたどる愛は雨のよう
ふたりに降り注ぐよ
傘も持たずに空を見上げた
裂けていくのは赤い糸で
はるかな海は絶望感
ふたりを繋ぐものは
なにもなかった
たとえば煙のように気がついたら囚われてて
たとえば抱きしめた時きみが消えるならば
樹形図のような街中を
あてどなく這うように
いつまでもわからないよ
きみから問われるその謎々
背中に注ぐまなざしを
見失ったとしたら
最後に遺る声を
五線譜には乗せきれずに
溶けていくのは記憶の海
かたどる愛は鞭のよう
独りで降り下ろすよ
瞬きもせず空を見上げた
閉じていくのは青い日記
止まった音はもう戻らない
ふたりを繋ぐものは
なにもなかった
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