浜風の吹く丘 今年も春が来たよ
桜の花が咲いて 一年が始まる

君が去った町に いくつの春が来たの
巡る季節のなかで 私はただひとり

出会いと別れを人は繰り返してく
それぞれの道が 待っているから

懐かしい昔が 輝いて見えても
あの頃に戻れない 涙がこぼれそう

やがて夏になれば 君は帰るのかな
懐かしいこの丘の 桜の樹の下へ また



青く高い空を そよ風が吹き抜ける
実りの秋に遠い 君のことを想う

私はこの町と 未来へ歩んでいく
希望を創るために 夢をつなぐために

出会いと別れを人は繰り返してく
その先に何を望むのだろう

懐かしい昔の 煌きの向こうに
新しい風が吹き 笑顔で溢れたら

やがて冬を越えて 君が還る日には
この街で創れたら 見たこともない景色を



変わり続けるふるさとで 私は生きていく

懐かしい昔が 輝いて見えても
新しい風は吹き 季節は移りゆく

やがて冬を越えて 春が還る日には
懐かしいこの丘で 桜は咲いている また

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

【東北ずん子】 春が還る丘で'16

以前コンテストに出展した作品をアレンジしたものです。
移りゆく時の中での出会いと別れ、変わらぬ風景がテーマです。
昨年の春に東日本大震災の被災地を旅した時に手にとった、
津波が真下まで来た高台の桜を撮影した絵はがきから着想を得ました。

閲覧数:134

投稿日:2016/02/02 21:51:48

文字数:433文字

カテゴリ:歌詞

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