【A1】君が慈しむ注射の痕
大事に守った小さな嘘
夏に追い縋る蠅の声で
私は今日も正気に戻れる

【B1】世界が泥に堕ちたあの日から
夢を貪って生きたけれど
どれだけ足を挫けと云うんだ
祈れども変わらぬ代替品

【S1】棄てられた愛をベッドにして
月が笑うまで眠っていよう
濁ってく海に浮かんでいる
君の残骸に気付かぬように

【A2】街の呼吸さえ病んでしまい
優しい記憶を殺めていく
隣で微笑む君の声で
私は今日も狂気に戻れる

【B2】何時かは絶えることも忘れたよ
夢を視るために生きたけれど
どうして人は廃れていくんだ
叫べども届かぬ中毒者

【S2】事切れた恋をディナーにして
君が帰るまで待ち焦がれよう
遠ざかる空に昇っていく
日々の亡骸に気付かぬように

【S3】棄てられた愛をベッドにして
月が笑うまで眠っていよう
濁ってく海に浮かんでいる
君の残骸に気付かぬように

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

ゴミ溜めと麻薬

目をそらし続ける詩です。

閲覧数:124

投稿日:2014/06/10 22:27:46

文字数:390文字

カテゴリ:歌詞

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