ボカロさん達の使える「ブレス」
ボカロエンジンにはブレスという機能があります。人間歌う時には息を吸ってから
声を出すので吸うときの音をボカロで再現できるのです。
音のバーのところからノートプロバティに入ってphonetecというところを
「br1」と入れれば音が出ます。これは音の長さに対応しているので
短いと「ハッ」と吸ってくれるし長いと「ハァーーーー」と長く吸ってくれます。
種類は4種類あって、何と吸い方を変えられるのです。
パターンの変更は単にbrの後を2、3、4とするだけです。
brの後にスペースが入ると発音しません。
確かに人間も次の発音の
前の口の形によって「ア」と「オ」の発音の前のブレスが変化するのは分かる。
そこまで凝っているのに他のところで融通が利かないというのも何だかなぁと
思うこともある。
ブレスは歌う時に発音の前に入れますがどこでもポンポン入れれば良いというわけではない。
自分が歌ってみてここで息継ぎというところに入れないと不自然な表現になってしまう。
だからブレスはちょっとしたエッセンスとして考えた方が良い。
あくまでも実際に歌った時にどう振舞うかを考えた上での使い方にする必要がある。
トークロイドでは結構使える。
話している時のことなのでどこに入れるかは結構難しいと言えば難しい。
「ハハハ」とか「ウフフ」とか笑った後に吸うときなんかに入れると効果的。
がっかりした時の「吐くほう」ブレスとしても使える。
私の楽曲のところで「electoric bloodのプロモーション」のところでも
「いよ!」の後の「無謀ですね~」の前に入るブレスなどは結構自然な形での
ブレスだと思ってます。あんな感じで使えるとトークロイドの時もブレスが
結構良い味を出してくれたりします。
あれは「いよ!」の後に太鼓叩いてしている時にミクも何か鳴らしているという
設定です。ちょっと笑いながらやっていて叩き終わって喋り出す前なので
ああいうブレスになります。
楽曲「missing」のイントロでミクが笑うところでソレを入れています。
割とそういう情景を綿密に描きながらやっているトークロイドになります。
私はしゃべロイドと言ってますが・・・
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