もう手を繋いで歩いていけない
もう肩を並べて歩いていけない
そんな常識 無くなってしまえ

生まれたときから運命を共有した存在
手を伸ばせばそこにいて
いつだって笑いかけてくれたあの子

誰よりも私を優先してくれた
どんな状況でも私の我侭を聞いてくれる
王子様みたいでそうじゃない
あの子は 私の唯一

双子なら ずっと一緒にいれると思って
あの子とは 永遠に一緒にいるのだと想って
この手を離さなくちゃいけないなんて
そんな知識 忘れてしまえ

大きくなっても肩の位置は同じ場所にある
隣を見れば自分と同じ顔
だけど 少し違う顔のあの子は少し

大人になっていく内に分かっていく
あの子と似ている部分が少なくなっていること
誰も見分けられなかった筈だった
あの子は もう鏡じゃない

いつだって手を繋いで歩いていた
もう手を繋げない そんなこと言わないで
いつだって一緒に生きていた
離れなくちゃ そんなの無理なのに!

同じ顔で同じ背の高さ
違うのは性別だけだった
それが今では 考えも思いも違うなんて
ねえ そんなの許されないでしょう?

大好きよ大好きよ すきすきだいすき!
唯一で大切で大好きな存在の あの子
さあ これでもう大丈夫だよ!
邪魔する存在 ぜんぶいなくなった。

もう手を繋いで歩いていけない
もう肩を並べて歩いていけない
そんな常識 無くなった世界!


―どうして そんな目でみるの?

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

双子のあの子

…あれ、病んでる?そんなことないよね!
こんなので良ければお好きにどうぞ。

閲覧数:69

投稿日:2011/04/05 23:33:01

文字数:607文字

カテゴリ:歌詞

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