誰かと寄り添えるほど　強い人になれず
捌け口が生き甲斐と信じて

ただ舐め合った傷を　理解し合った証と
思い込めば少し楽になれる気がする

痛みを重ね合わせるように　誰かと触れ合えるならば
信じることは裏切られることと
分かりきってても　前を向けるかな

初めから最悪しか　見えず考えずに
それでも隙間に突き刺さって

大人になっていける　人達ばっかりだから
息ができないだなんて言えるはずない

傷つくなら知りたくないと　足元だけ確かめてる
このままでは変われないってことに
気づいていたって　溺れてしまうんだ

傷つくことで守ってきた　傷つきたいと願ってきた
生きることは許されますか　変われないままでいるくせに
今よりも傷つくのならばいっそ　終わらせたい

信じたいと願ってみれば　見える景色は変わりますか
強くなれずにいるけれど　もう少し
終わらせられずにいてもいいですか