七色の季節に抱かれて 僕らの星が巡る
止まることなく 時間は今 進み続けて
桜の花びらを掴もうと試みて 失敗して笑った
その笑顔にときめいたけれど 誤魔化して
曖昧な微笑みに君は不思議そうな顔をして 首を傾げて
僕に「どうしたの?」と問いかける でも
君の笑顔に見惚れたよ、なんて言えなくて
「なんでもない」 そうやってまたはぐらかした
拗ねたような横顔にまた胸を奪われるような気がして
何故だか君の手を握ってみれば 君はまた笑った
何度でも どんなときでも君を好きだと思ってる
ふっとしたときに君を思い出すことがあるなんて言えば
君はどんな顔をするのだろうか 楽しみだなんて
そんなこと考えながら眠りにつく頃にはまた、
雪の花びらが頬を冷たくして 寒いねと笑った
今度は手じゃなくて腕を組んでいようと 僕から言えば
照れくさそうに「いいよ」と君は腕を絡ませる
二人して照れていつの間にやら早歩き でも
いつからかそんなことも忘れてしまい、ただ
「好きだよ」 その言葉すらも言えなくなってしまう
寂しそうな顔をした君に何も出来なくて抱きしめたこと
震えている身体をどうすることもできず ああ、どうして
心は好きだと叫ぶけれど 引き止めることはせず
君の背中を無言で見送って 一人で泣いてしまって
声を上げずに泣くのは君に告白した夜以来だよ、なんて
こんなときまで君のことを考えている僕がいるんだよ
時々、君を思い出しては幸せだったときのことを考えて
それで無性に恋しくなって切なくなるんだ 馬鹿みたい
もう一度やり直せるなら、今度は約束と絆を作ろう
それから それから ちゃんと言葉を伝えてみせよう
最大級の愛してるを、心からの愛してるを
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