罅割れた街並み強く掻き毟って
詰まらせた指先に生温い滴り
暑かった日にあった片隅の花束
枯れ果てて風に吹かれ
溢れ出した嗚咽
無数の四角踏んだのにまだ居続けている
乾いた薄紅なぞって虚ろに喘いだ
濁った透明が離してくれなくて
「ドウカ一緒ニヰッテ欲シイワ」
鏡の中醜い流線型
跡形もなく汚して汚して
胸に咲いたカトレアが
また媚薬めいて心溶かしていく
甘く、細く鳴いて月に陰った
「サヨナラ」なんかくれないで
背中に突き立てた赤黒い指先
動けずに震えている私は飴細工
小夜時雨に霞む青い目と白い息
どうせ見つけられないまま
変わっていくのだろう
夜明けと似た街灯 明滅 嘲笑った
湿った薄紅埋めて徒く喘いだ
濁った水面に沈んでいくようだ
「モウココデ消エテヰクノネ」
麻糸で吊る夏の終わり
名残もなく崩れて崩れて
胸の中のカトレアの根が
張り巡って心縛っていく
甘く、細く吠えて朝を嫌った
「サヨナラ」だけここにある
ずっと、ずっと忘れないでいて
願った声は音もなく宙を浮いた
そっと死んだ夜に歌っていたい
「ネェ、聴イテ」
疼きだした薄紅
どうしようもなくなったわ
鏡の中醜い流線型
落ちる夕陽 色付いたのに
甘く、細く泣いて月に陰った
「サヨナラ」がとても痛いわ
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6.
出来損ない。落ちこぼれ。無能。
無遠慮に向けられる失望の目。遠くから聞こえてくる嘲笑。それらに対して何の抵抗もできない自分自身の無力感。
小さい頃の思い出は、真っ暗で冷たいばかりだ。
大道芸人や手品師たちが集まる街の広場で、私は毎日歌っていた。
だけど、誰も私の歌なんて聞いてくれなかった。
「...オズと恋するミュータント(後篇)
時給310円
誰かを祝うそんな気になれず
でもそれじゃダメだと自分に言い聞かせる
寒いだけなら この季節はきっと好きじゃない
「好きな人の手を繋げるから好きなんだ」
如何してあの時言ったのか分かってなかったけど
「「クリスマスだから」って? 分かってない! 君となら毎日がそうだろ」
そんな少女漫画のような妄想も...PEARL
Messenger-メッセンジャー-
命に嫌われている
「死にたいなんて言うなよ。
諦めないで生きろよ。」
そんな歌が正しいなんて馬鹿げてるよな。
実際自分は死んでもよくて周りが死んだら悲しくて
「それが嫌だから」っていうエゴなんです。
他人が生きてもどうでもよくて
誰かを嫌うこともファッションで
それでも「平和に生きよう」
なんて素敵...命に嫌われている。
kurogaki
ミ「ふわぁぁ(あくび)。グミちゃ〜ん、おはよぉ……。あれ?グミちゃん?おーいグミちゃん?どこ行ったん……ん?置き手紙?と家の鍵?」
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ミ「用事?ってなんだろ。起こしてく...記憶の歌姫のページ(16歳×16th当日)
漆黒の王子
If I realize this one secret feeling for you
I dont think i would be able to hide anymore
Falling in love with, just you
Tripping all around and not ...今好きになる。英語
木のひこ
ゼロトーキング / はるまきごはんfeat.初音ミク
4/4 BPM133
もう、着いたのね
正面あたりで待ってるわ
ええ、楽しみよ
あなたの声が聞けるなんて
背、伸びてるね
知らないリングがお似合いね
ええ、感情論者の
言葉はすっかり意味ないもんね...ゼロトーキング(Lyrics)
はるまきごはん
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