ツライとき　君だけが　
私の隣に
居てくれる　だけなのに　
心踊るの

一筋に続く道を今日　
ずっと歩かないといけないの
「もうヤダ」　「行きたくない」
苦痛の声が反響する

顔を上げると君がいてね　
私に手を差し伸ばしたの
ちぎれそうな命綱を
固く結んでくれたの

ツライとき　君だけが　
私と一緒に
手を引いて　一筋の　
道を通るの
君は言う　「もうツライかい？」
そんなことないわ　ただの強がり

道は途方になく続く
どれだけ歩いても道は続くの
いい加減　飽きてきたわ
「なら止まるか？」　君は言う

だけど止まると人は困る
ずっと君が地を照し続ける
夜が来ない　知ってるわ　
なら私はいつまで歩けばいいの？

私はmoon　君はsun
この地球を
いつまでも　歩くの
休まないで
「もう疲れたよ」　君が言う
「なら一緒に止まろうよ」

この日から　いつまでも
朝が明けずに
夜を待つ　人々が
私（つき）を求むの
嗄れた声で