運命と逆さ時計
「運命と逆さ時計」
歌 初音ミク
作詞 cataclecoさん
作曲 evaP
歌詞
追いかけ届けくるりくるり
からくり仕掛けくるりくるり
宙の果てに向かうふたり
気まぐれ悪戯心にゆらり
もしも 世界から
ふたり 閉ざされて
廻り続ける parallel
繰り返して
愛を 囁いた
ひとり 手探りで
終わり見えない rail
今も駆ける
逆さま回りの時計で
すれ違い続ける僕ら
薄れる君の記憶から
それでも僕はしがみつく
しがらみだらけの迷宮
このまま絡まりあうなら
ほどける君のぬくもりを
ただ深く僕に刻んで
急かされ運命は遠まわり
ぜんまい仕掛けは空まわり
終わり探す旅はひとり
夜明けに噛まない歯車止まり
いっそ 理不尽な
恋に 落とされて
もがき続ける fallin'
溺れさせて
指が 触れそうな
ふたり 近づいて
ここで交錯 ring
メビウスの輪
逆さま回りの時計で
交わる刹那の僕らは
永遠望む間さえなく
それでも夢を見続ける
出口は泡のよ(う)に消えて
孤独に追い立てられたら
優しい君の残り香を
ただ深く僕に刻んで
迷い込んだのは 真夜中の
時のない空虚 まどろんで
境界は消えて 過去も未来も
現在(いま)だけがすべて 混ざれば零
歪な愛だと いわれても
正しい形は 曖昧で
捩れた運命 もう戻らない
欲しいと願った たった一瞬
逆さま回りの時計で
ひととき重なる僕らに
無くした螺子のかけらから
真実こぼれて弾けた
逆さま回りの時計で
すれ違い続ける僕ら
描いた終わりがくるなら
刹那に君を離さない
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