立って這って吸って吐いて
孤独な世界で
この身が果てるまで 狭い水槽 自由さ

足並みは合わず 足音の不協和音
出過ぎた杭に 居場所はない
本当のことを 言えばほら「言い訳」
言葉飲み込み「すみませんでした」

雑踏葛藤 嘘八百
虚構の世界で
心に鎖かけ 深い水槽 つないで

立ってたってグラグラ
芯が抜けてたら 
足元掬われるぞ 
知らぬ間に倒されるぞ

死ぬまでの 命さ
生きているとは 死なぬこと それだけだろう


水草から出る わずかな酸素だけ
他の希望は 自作自演
ここから出れば 与えられるのか
希望の場所が あるのだろうか

上にも下にも泳いでいけるさ
この身が止まるまで 広い水槽 自由さ

ずっとやっと取った旗
景色に慣れたら
もっともっと別の旗
ループにはまって 東奔西走

苦しみは 同じさ
楽になるより 美しさ 見つければいい


立って這って吸って吐いて
孤独な世界で
この身が果てるまで 狭い水槽 自由さ

上にも下にも泳いでいけるさ
この身が止まるまで 広い水槽 自由さ

保険は愛想笑い 月々支払い
この身が果てるまで 自動更新 不自由さ

立って這って吸って吐いて
五月蝿い世界で
この身を果たすまで 広い水槽 自由さ

広い世界は 自由さ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

水槽(応募用)

理不尽な世界で愛想笑いしたりうまく振る舞いながら息苦しく生きていると感じることもある。けど、結局は、自分が選んだ結果の中を生きている。息苦しい世界=水槽は、自由じゃないか。生きることは、「死んでいない」ということ。それをどう受け止めるかも自由だ。という歌です。社会人になって感じたことをぶつけてみました。

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投稿日:2018/08/14 11:59:43

文字数:543文字

カテゴリ:歌詞

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