履き慣れていないような下駄を
急いで探した午後で
ちょっと汗ばんで Summer
今夜は花火だ
あんなに楽しみだったのに
いらない事ばっかさ考えている
天邪鬼って言うんだ
ハイテンションを装ってさ
近付いてみたけど
上手く言葉が出ないんだ
蒼く煌めいたラムネ冷たくて頬につけてみた
誤魔化してもうはにかんでないや
視線が落ちる
君が持っているラムネ少しだけ交換しようよ
なんて心の声言えるはずある訳ないけど
待ちわびていた今夜の花火
神社には 提灯 屋台
やっと始まった Summer
今夜は花火だ
こんなに賑わう祭りなのに
心臓の音だけが
聞こえている
花火のようだ
夜空舞い上がる花火虹色で
儚くも散ってった
お祭りの終焉が近い事だけ告げる
有りのままを今少しだけでも言えるのなら
打ち上がる花火をもう少し眺めていたいな
くだらない会話とか並ぶ屋台を巡りながら
何気ないひと時を過ごす事さえできず
迎う祭りの終焉が
蒼く煌めいたラムネ飲み干して花火眺めていた
空になった瓶から見てみたい
ガラス玉光る
君が持っているラムネ 『どんな世界がそこにはあるの!?』
なんて心の声言えるはずある訳ないけど
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