ずっと前見た
やっとの思いで空に放たれたシャボン玉は
いとも簡単に飛び散って
まだ幼い僕は泣いていた
これから高く飛んでいくはずだと思った
頑張って作ったのに

誰かの失敗作を眺めて
私は、私は
あなただけを信じてる
あの人は泣きながら微笑んで
震えが止まらない

見えない力に押し潰され
狭い世界にひとりぼっち
頭なでてくれる人がいるから
寂しくなんかないんだよ

僕はいい子だから

耳鳴りがうるさくてよく眠れない日は
決まって怖い夢を見るの
今日から早くお布団に入るから
怒らないで
僕はなにも知らないよ

誰にも見えない心の奥の方
秘密の日記に書き留めてく
あの人への思いや思い出
おおきくなるまで残るように
毎日続いてるんだよ

僕はいい子だから

何度も何度も
書いても書いても
もう、何も見えないや
おかしいね

張りつめた糸が切れる
音と一緒に
行き場のなかった僕の思いを巻き込む
はじけて広がってく水玉模様

「あんなにいい子だったのに…」

少し大きくなった僕は笑ってた
残されたのは
破れた真っ黒な日記ひとつ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

AC

壊れて、消えた

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投稿日:2013/10/26 00:15:54

文字数:465文字

カテゴリ:歌詞

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