君が好きだったあの頃
忘れないと思っていた
鮮明に残っていた記憶
笑顔も声も温もりも全部

二人で海へ行ったね
サンダル忘れて砂浜で足を汚したよね
海水で足を洗って潮風が心地よく

記憶のアルバムに閉まったね
過ごす時間長くなるほど
増えていくアルバム
今では何処に閉まったのかな

時が過ぎるほどボンヤリと薄れ行く
記憶の奥の奥に霧がかかって行った
大切で鮮明な記憶を包み隠して行った
笑顔も声も温もりも
微かに残ってそして消えて行った
いずれ全てが消えて行く

忘れるはずないと思ってたあの頃は
今では名前さえも分からなくなって行った
心のアルバムを開いても
今では何処にも君が居ないよ

確かに僕の隣には誰かが居たはず
幸せな思い出があったはずだよね
胸のつかえが気持ち悪い

今ではアルバムさえ開こうとしない
開く必要もない
もう何処にも無いのだから
きっと僕が処分したんだ

季節が巡り巡らなくなって消えて行った
僕と君の季節は二度と巡らなくなった
もう二度と巡らない
今では影も形も全部 流され消えて行った
残像さえもいずれ消えて行く

胸の奥の奥に残っていた温もりも消えて行った
不必要な物は全部 残らず消してしまった
悲しみや孤独も全部
残ってた欠片もかき集め消した
全てを消してしまえば 楽になれると思っていた
苦しさが増すばかりだった
心の奥の奥にまだ何かが残って消えてない

本当は忘れたくなかった
消えたいのは忘れようとした自分だった
時が止まったまま動けない 自分が消えたいよ
いずれはこの気持ちも流れて消えるのかな

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いずれ消えて行く

どんなに鮮明だった記憶も、今ではボンヤリとしてると思い書きました。

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投稿日:2018/03/14 04:14:04

文字数:671文字

カテゴリ:歌詞

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