瑠璃色の町を駆けて 求めるは貴女の声
振り向きざまに目と目が合う 蒼玉の目をした少女

吸い込まれるように近付き 怯える体に触れる
細い手を引き寄せて薄く笑った



音を立てて開いたドアが 最愛の人を招いた
その後ろ 震える足の少女が続く
声漏らさんと閉めた窓に 魔女のような笑みが映った
その直後 音もなく世界が凍る

御主人様の声が聴こえて 少女が倒れる
青い瞳は私を強く睨んだ



これが何かわかるかしら?


抉り抜いた丸い蒼玉


何をするのかわかるでしょう?


やめて それは入らない!



これは貴女 人間の心


私じゃない 私はここ
心があるの 声なんて届かなくていい


これで貴女の声を聴ける
さあ宿りなさい 動きなさい


私を見て 声を聴いて
そんな矛盾に 気付いて早く!


気付かせてあげるから!

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

Doll ~魔女と人形~

Doll ~魔女と人形~の歌詞です。

閲覧数:169

投稿日:2013/05/24 23:18:14

文字数:379文字

カテゴリ:歌詞

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