極彩色の世界で また今日も目が醒めた
通りすがりの誰かさんに 手を振る無邪気さは何処へやら
乳白色の大地は 来たはずの道を隠す
通りすがりの誰かさんに 後ろ指さされてる そんな時代

寝違えた首の痛み
しばらくしたら引くんだろうけど
間違えたキミの痛み
いつまでだって続いてくんだろ

踏み出したはずの足場は
ぬかるんでいない 脆くもないのに
でも感触が無いのは
僕らがそれを 求めていないから

極彩色の世界は 目にも心臓にも悪い
残念だけど走り去った人影を追いかける暇は無い
茶褐色の小鳥が 囀り喚く夜明け
残念だけどどうやら僕の起きる時間は今じゃないみたい

後ろ指さされてでも それでも生きていたいだなんて
そう思うようになったのは あの唄が聴こえた日からだよ

盛大に踏み外した足
そう思ったのは 踏み出したから
転ぶならせめて前のめり
そうでもしないと 踏み出せないから

極彩色の世界で 気が付いたことがひとつ
残念だけど走り去った人影はどうやらキミみたいだ
極彩色を反転 囀り喚いたのは僕
通りすがりの誰かさんを 無償で愛してる そんな時代

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

極彩

走り去ったあの日のキミを追いかける。
僕は左手でキミの右手を握り締めて。








前のバージョンで流れ。

閲覧数:64

投稿日:2009/04/29 00:43:09

文字数:500文字

カテゴリ:歌詞

オススメ作品

クリップボードにコピーしました