A
感情は 後続列車
先発は 建前なんだ
綺麗事 並べて 追い越されて
吹き溜まる 胸の奥底
埃立つ 心の住処(すみか)
瓦礫から こぼれた 酷い言葉
B
舐められ 蹴られて くしゃくしゃの声で
メガホン 片手に 失望を今
S
糸くず 涙になって 言葉の 花を咲かせて
シスター 仮面を剥いで 懺悔を どうか言わせて
今更 形になって この色 自覚したって
行き場なんて ないから 居場所をただ 頂戴
A
ゴミ箱は 満員列車
終電は とうに終わった
始発まで 待つには 凍てつく夜
傷口は 時間の中で
縫い合わせ 出来た瘡蓋
繰り返し 剥がれて 痛みの中
B
飾った 笑顔に ぐちゃぐちゃのバツで
気付いた 時には 手遅れだから
S
業火よ 我(が)鳴りになって 劈く 痛みになって
神様 芝居解(ほど)いて 無様な ノイズに成って
ここから 取り返すって 無謀を 諦めたんだ
煤まみれの 身体に 救いをさあ ください
B
壊して 寝かせて びしょ濡れの声で
それでも 命に 照明を今
S
糸くず 涙になって 言葉の 花を咲かせて
シスター 悔い改めて 懺悔を どうか聞かせて
今更 形になって この色 自覚したって
行き場なんて ないから 居場所をただ 証明
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