―1Aメロ―
古びた時計
告げる零時に
誘う　彼方

本の間を
吹き抜ける風
十六夜　ヒラヒラ


―1Bメロ―
いくつも重なり合った
景色にわずかな追憶
今更　書き換えれないけど
物語の終わりの意味を


―1サビ―
語り尽くそう　夜が明けるまで
今は此処にいるから
夜明けが来て何もかも消えようとも
必ず憶えているから



―2Aメロ―
別れの言葉
告げる音色に
波打つ水面(みなも)

胸打つ調べ
調べ尽くして
脈打つ鼓動も


―2Bメロ―
広がり続けるリズム
今更　戻れはしないの
それでも抗いを続けて
違う道　選び取れるなら


―2サビ―
歌い明かそう　声が嗄れるまで
君がそこにいるなら
手を伸ばして掴み取る　夜の向こう
必ず迎えに行くから



―3Bメロ―
夢から覚めた夜明けの
青さが胸に刺さるけど
今ならはっきりとわかるよ
物語が始まる意味を


―3サビ―
語り継ごう　涙涸れるまで
これが私の答え
包み込んだ淡い光の中で
逢えると信じ続けます



------------(読み仮名用)---------------



―1Aメロ―
ふるびたとけい
つげるれいじに
いざなう　かなた

ほんのあいだを
ふきぬけるかぜ
いざよい　ひらひら


―1Bメロ―
いくつもかさなりあった
けしきにわずかなついおく
いまさら　かきかえれないけど
ものがたりのおわりのいみを


―1サビ―
かたりつくそう　よるがあけるまで
いまはここにいるから
よあけがきてなにもかもきえようとも
かならずおぼえているから



―2Aメロ―
わかれのことば
つげるねいろに
なみうつみなも

むねうつしらべ
しらべつくして
みゃくうつこどうも


―2Bメロ―
ひろがりつづけるりずむ
いまさら　もどれはしないの
それでもあらがいをつづけて
ちがうみち　えらびとれるなら


―2サビ―
うたいあかそう　こえがかれるまで
きみがそこにいるなら
てをのばしてつかみとる　よるのむこう
かならずむかえにゆくから



―3Bメロ―
ゆめからさめたよあけの
あおさがむねにささるけど
いまならはっきりとわかるよ
ものがたりがはじまるいみを


―3サビ―
かたりつごう　なみだかれるまで
これがわたしのこたえ
つつみこんだあわいひかりのなかで
あえるとしんじつづけます