未完成のまま死んでった もう最後の仕上げだったんだ
未練ばかりの人生だった 壊れんばかりの人生だった
慣性のまま降り注いだ ただ最後の雫だったんだ
だから視界不良もいいとこだった 溢れんばかりの暗闇があったんだ
雨の底を見たくて 見たくて
雨の底を 見たくても 溢れんばかりの暗闇があったんだ

その雨粒を弾くように 叫んだ あの日みたいだ
視界の端にも捉えないで
傘の柄を噛むように 叫んだ あの日見ていたまま
儚いな 思い出してしまう 緋色をさ

この雨粒の先を見下ろした 映画みたいだ
視界の端には もう居なくて
あと一歩 踏み出せればとか 思ってたことだって
馬鹿だった 決まってたのにさ

その雨粒と 同じように落ちてく
あなたみたいだ 視界の端にも見えなくて
傘ももう 見えないくらいにさ 落ちてきたんだ
やっと 会えるんだ 思い出したんだよ
緋色のあなたを

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

レイニーアビス 歌詞

はっはっは、ぬかしおる

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投稿日:2021/06/23 18:40:27

文字数:385文字

カテゴリ:歌詞

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