A1
「君ならきっと 大丈夫だよ」と
あなたは言う 少し早口で
大丈夫じゃない時の 私を知りもしないで
A2
子供の頃 から褒められてた
しっかりした とてもイイコだと
それが当たり前になるほどに
ぎこちない大人になった
B
あなたの右眉が 動くだけで不安になる
恋ってさ こんなに
怯えながら繕う ものじゃないよね
問いかけ 躊躇うのは
S
「強いね。」ってあなたが笑う度
私 帰る 場所を見失う
肥大した期待値に 寄り添えなくて
たまには理屈すら通らない
駄々を 捏ねて 甘ったれてみたい
大袈裟なコトバなど 要らない
抱きしめて欲しいの
A2
公園前で 泣きじゃくりながら
母の腕を 振り払う子供
あんな風に人を信じたこと
今まで何度あったっけ?
B
好かれたい欲求に 溜まってゆく黒い水
あなたの 理想は
擦り切れた残骸 みたいな私を抱いて
眠ることなの?
S
たとえどんな姿を見せても
嫌われない、と どうしても思えない
疑いながら好きで いるのが痛いよ
もしも2人の愛の日々に
定められた 終わりがあるなら
それはきっと互いを 飾りすぎてる
今でしょう
C
明るいだけの私など 何処にもいないのに
優しいだけのあなたを創り上げてしまう
「あなたが望んでいるなら」 利他心を言い訳に
結局 寄りかかってるだけなのかな
S
「強いね。」ってあなたが笑う度
私 帰る 場所を見失う
こんな不甲斐ない虚像を 打ち壊してよ
たまには理屈すら通らない
駄々を 捏ねて 甘ったれてみたい
大袈裟なコトバなど 要らない
抱きしめて欲しいのに
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