白昼夢に君は
何度目だろう?
君の夢を見ているのは
なびく髪
ライラックの花の匂い
途切れ途切れの記憶手繰り寄せた
雑踏の真ん中 雨雲が覆う空に
君と同じ傘の後ろ姿
降り出した雨が掻き消した
たゆたう幻 夢うつつ
濡らし頬はいつも僕のせいだ
数多の過ちに絆され
笑顔の裏に隠した哀模様
冬が過ぎ 命は芽吹き息を返す
それでもさ 心の穴を埋めちゃくれない
白昼にまた夢を見た
隣を並んで歩いた影法師
さよなら リラの咲く頃に
いつか交わした優しい合言葉
過ぎれば花は枯れてく そういうもんだって
分かってはいるけど 認められない心もあって
そっちから見る世界は綺麗ですか
笑ったまま返事のない 写真立ての中
君の好きな花
今日も咲いてたよ
おはよう おやすみ
ありがとう ごめん
両手合わせ捧ぐ花言葉
白花辿る木漏れ日道
たゆたう幻 夢うつつ
濡らし頬はいつも僕のせいだ
数多の過ちに絆され
笑顔の裏に隠した哀模様
白昼に揺らぐ影法師
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