愛も恋も 何処も彼処も
青と青で塗りあげた 空に似ていた

わざとらしくて見兼ねた 空とエトセトラ
喜怒哀楽 ４色の筆で

罪も罰も 兎にも角にも
白と白を混ぜ合って 黒が生まれた

右手を合わせた鏡 向こうは左手？
この世界はどうやらおかしい

切り捨て 切り上げる 「.」
その向こうに立つ 無限の数列
0が1になる為に行こう
亀もゼノンも 追い抜いて

加速する
七色は広がる波紋
いつか最初に思い出す場所
どうか心まで正しくしないで
笑わない君の顔も 愛しいんだ



人も神も 猫も杓子も
与えられた空欄に 何かを埋めた

出題者は何時だって 答えを知ってる
そう質問は無い はじめから

それでも 探しているのは
この心の奥 水底に沈む
君が「私」を教えてくれた
神もメノンも 出し抜いて

それは七色の変わり目のよう
今という名の0の集合
此処で始まりと終わりを作ろう
何もかも越えて此処へ 帰ろうか



もしも 君が消えたなら
私はもうこの世界に居なくて
いつも 追いかけるように二人
虹とカノンを 生き抜いて

加速する
七色は輝きながら
過去と未来を渡る架け橋
そして正しさを求めず歩こう
解りきったゴールが待つ 旅路を

右足と そして左足 いつも
追いかけては追い抜いて歩いてる
きっと歩けば歩くほどに矛盾を抱えていく
それでも 辿り着ける 必ず明日へ