欠けた月が笑う
ランプに火をともす
あなたの魂に
愛撫を繰り返す

差し出された
甘い飴に
唾液絡ませて
口移しで
味わうのよ
お味はいかが?

ハロウィンの夜あなたの耳にささやく
甘い言葉の響きで酔わせてあげる
揺れる炎のあかりに照らし出された
ただ美しく脈打つ赤い欲望

満ちゆく月を背に
あなたのシャツをはぐ
風が窓を揺らす
ランプの火は消えた

言葉なんて
もういらない
唇塞いで
溢れ出した
あなたの愛
絡め取ったら

ハロウィンの夜あなたに舌を這わせて
欠けたあなたの心を癒やしてあげる
かたく閉ざしてしまった黒い記憶も
快楽の渦の中に溶かしてゆくの

夜がまた更けてゆく
満月の導きで
満たされた魂に
口付けを

ハロウィンの夜あなたの首を絞めるの
私の腕に抱かれて息絶えなさい
赤い赤い心臓を鞄に詰めて
一夜限りの宴に終わりを告げた

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

ハロウィンのささやき

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投稿日:2013/08/26 14:35:45

文字数:374文字

カテゴリ:歌詞

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