無表情の、土屋様

冷酷卑劣な彼の黒い目、

まるで葡萄園の

それみたいに あたり一面

黒い、目だらけで

そのすべての眼差しが

驚きや好機の光を爛々と


点滅させ続けていた


赤茶色い鼓動のように

㊤㊦に蠢くゴキブリの渦が、

流しを取り仕切っていた

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赤い蝶の界③---7/20

淡い血の一面に私は自由を拘束す、る、、、

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投稿日:2013/03/15 03:07:39

文字数:132文字

カテゴリ:その他

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