迷子の星が言いました
「僕はどこに向かってるんだろう」
答えはそこに転がってるのに

泣けない君が言いました
「大丈夫心配しないで」
君の背中が泣いていたのに

小さな小さな僕は
いつまでたっても弱虫で
枯れ木に花を咲かせることもできないまま

あの空に届くように
助走を付けて飛んでみる。
まだまだまだまだ
届く距離ではないけれど

ああ君に届くように
泣いてもいいと言ってみる
頼りない言葉
ため息になって消えたけれど


大人の雲が言いました
「君は何にだってなれるんだから」
そのくせすぐに見捨てていくのに

さえない僕が言いました
「僕なんか何もできないさ」
君が背中を押してくれたのに

大きな大きな君は
どんな時でも輝いて
やっぱり僕に光のかけらばかりくれる

あの空に届くように
飛行機描いて乗ってみる
まだまだまだまだ
届く距離ではないけれど

ああ君に届くように
僕も頑張ると言ってみる
芽吹いた言の葉
春風に乗って届くように


小さな小さな僕も
たまにはこうして前向いて
ちょっとは君を包み込むことができるように
大きな大きな君は
たまにはこうして振り向いて
地面と僕に泣き顔くらい見せていいよ


あの空に届くように
羽がなくても飛んでみる
まだまだまだまだ
届く距離ではないけれど

ああ君に届くように
ありがとうを言ってみる
大切な言葉
トランポリンじゃ飛べない空に

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい
  • オリジナルライセンス

トランポリンじゃ飛べない空に

閲覧数:66

投稿日:2015/01/30 17:59:36

文字数:598文字

カテゴリ:歌詞

クリップボードにコピーしました