伝へ花

【A1】
ふかく うもれた ひとつの つたへうた
そこで つぼみは ちいさく かいかをまつ

【B1】
いくとせ つみかさね にぶさぶしちぶと ほころびる
やがて かがやく あしたへと

【S1】
おちる おちる あかかる あめよ
ひかり はどこ みつからない
しろいせかいのなかで おちゆくかべん

されど されど さきつづけよと
そんな こくな ことはあるの
まもられたらくえんは かすんでうつった

【B2】
みどりは なくなって まわりのはなは くちすたった
なのに わたしは なぜここに

【S2】
おちれ おちれ すべてのかべん
しおれ すたれ でもどうして
おもうようにいかない あめがふたたび

ひらけ ひらけ しゅくめいならば
あがく ことは もうしないよ
いつかきれいなすがた そのひがくるまで




深く埋もれた一つの伝へ花(うた)
そこで蕾は小さく開花を待つ

幾歳 積み重ね 二分三分七分と綻びる
やがて輝く明日へと 

おちる おちる 紅かる雨よ
光はどこ?みつからない
白い世界の中で落ちゆく花弁

されど されど 咲き続けよと
そんな酷なことはあるの?
護られた楽園はかすんでうつった

緑はなくなって周りの花は朽ち廃った
なのに私はなぜ現在(ここ)に?

おちれ おちれ 全ての花弁
萎れ 廃れ でもどうして
思うようにいかない 雨が再び

開け 開け 宿命ならば
足掻くことはもうしないよ
いつか綺麗な姿 その日が来るまで

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

伝へ花(うた)

「女/昔/戦国時代」のワードが浮かびました。
イメージは落城したけど生き残るお姫様(ミクさま)です。

閲覧数:293

投稿日:2013/05/18 13:02:49

文字数:635文字

カテゴリ:歌詞

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