存在が水面の様に揺れた
何処へ行くの？　消えていくの？
鏡に映るその影は
あぁ、何処にもないんだった。

足元は崩れていく
呑み込まれた　指先　冷たく
息も止まる空間、飛行
視界は裏返った

光さえも嘘の世界で
僕は飛び続けるだろう
さあ、何を探そうか？
言葉の裏の裏をかいて

目印が反射のせいで消えた
僕は一人。スロー再生。
伝えられない　その全て
あぁ、何を見てたんだっけ。

道なりは乱れていく
捨て去られた　思い出　冷たく
息も詰まる空間、眩む
世界は覆った

光さえも裏の世界で
僕は飛び続けるだろう
さあ、何を求めようか？
カードの裏の裏を返した

全ての人の目に映った僕が
滑稽でありますように

『らしさ』なんて、変わるものだ
僕は叫び続けるだろう
「さあ、愛を探そうか？」
世界の裏の裏はないよ