「何があっても忘れないよ」
「呼んでくれたらすぐに行くよ」
「君のことが大好きだから」
なんて言えたら良かったのかな


降りしきる雨に打たれて涙を流したい
そんな気持ちを僕は嗤っていたんだ
みじめな僕に舞い降りた一人の天使
助けてくれそうな期待を持ってしまったんだ

今のままで　変わらないでと
平気で君を傷付けていたんだ

遠くに行くんだ　君は笑う
泣きそうな顔で僕を見ないで
「行かないでほしいと言ってくれたら」
そんな呟き聴こえない振りで


出会った時から変わらない
前だけを見ている君
僕と出会う前からずっと
夢に向かって歩いて来たんだよね


わがままだとわかっている
嘘じゃないとわかっている
もう会えないとわかっている
ホントの気持ちわかっている

「何があっても忘れないよ」
「呼んでくれたらすぐに行くよ」
「君のことが大好きだから」
なんて言えたら良かったのかな

振り返りもせず行ってほしい
僕の涙を見ない欲しい
「寂しくないよ　信じてるから」
なんて言えたら良かったのかな


「そうかおめでとう　夢がかなうね
僕の事は　忘れていいよ」