いつもいる 君は僕の一歩前
いつも見えるのは 君の背中ばかり
何か思いついて 行動しても
いつも君が先にいる
かっこいい服を着ようと思っても
君が先に着ている
いつも見えるのは君の後姿だけ
もう見飽きたな
風よ、吹いてよ
そして、僕の背中を押してくれ
どうしても追い抜きたい奴がいるんだ
風よ、僕の背中を押してくれ
奴の先にある景色が見たいんだ
まだ僕は君の後ろにいる
もう見飽きたんだ 君の青いTシャツは
僕は知っているよ 君の先には
青い海があるってこと
君のTシャツよりも 比べようがないくらいの青
海は青いだけじゃなく 赤いときもあるらしいって
聞いていたけど 創造したくても思いつかない
あぁ 見てみたいな
風よ、吹いてよ
僕の背中を押してくれ
僕は青から抜け出したいんだ
風よ 吹けって
僕は前に出たいんだ 本物の青をこの目で
君は正直、僕にとって邪魔だった
君の隙間から前を覗き込もうとしたけれど
君はいつも邪魔してた でも僕は気付いたんだ
君を越えないと前にはいけない
君を追い抜かしたい だけれど
僕には君の前に出る勇気がない
どうか 風が僕の背中を押して
自然に前に一歩踏み出して
それだけで僕は君を乗り越えられる気がする
どうか 風が僕に勇気の欠片を手渡してくれ
青い風が僕の手のひらを通り抜けた
コメント0
関連動画0
ご意見・ご感想